先日6月17日にスペイン・バルセロナでコロナウィルスワクチンを接種してきました。
予約の方法や会場の様子などこれから接種する方の少しでも参考になればと思います。
目次
スペイン・バルセロナで使われているコロナウィルスワクチンの種類は?
現在スペインバルセロナでは3種類のワクチンが使用されています。
どのワクチンになるのかは接種するためのブースに入ってから説明があります。
年齢 | 使用されているワクチン |
1982 年から1986年生まれ(35歳~39歳) | ファイザー もしくは モデルナ |
1972 年から1981年生まれ(40歳~49歳) | ファイザー もしくは モデルナ もしくは ヤンセン(Jhonson&Jhonson) |
1962 年から1971年生まれ(50歳~59歳) | ファイザー もしくは モデルナ |
<出典:BARCELONA AJUNTAMIENT>
私の場合はヤンセン(Jhonson&Jhonson)でした。
同日の私より先に別会場で接種した友達がファイザーだったと言っていたので、
おそらく私もファイザーだろうと思っていたのですが、いざ担当してくれるお医者さんに聞いたら
今日のこの会場のここのフロアはすべてヤンセンですとのこと。
ですが、同じ会場の別のフロア(予約時間が1時間違う)ではファイザーが使われています。ということでした。
変更してもらえないのか聞いてみましたが、今日は変更はできない、もし他のワクチンが良いならもう一回予約を取り直してくださいとのことでした。
どのワクチンにあたるかは運次第ですね。
スペイン・バルセロナのコロナウィルスワクチンの予約方法とおすすめの時間帯
1982 年から1986年生まれ(35歳~39歳)の人の予約が始まりました。
コチラのサイトから予約ができます。
バルセロナの健康保険証(CatSalut)を持っていなくてもNIE番号やパスポート番号で予約できますので
ワーホリや留学している学生も無料で現地のローカルの人と同じ扱いでワクチン接種ができます。
そして予約できるのは月曜日~土曜日なのですが、おすすめの時間はなるべく遅い夜の時間帯です。
理由としては
外で待つ時間があるから。接種会場内は涼しいですが会場に入るまでに炎天下で待つことも予想されます。
全く日陰のない場所で朝や日中に並ぶのは結構大変です。
知り合いの人は1時間待ったけれど暑すぎて耐えられずキャンセルして帰ったとのことです。
接種後の体調がどうなるか分からないので、接種後は家に帰って寝るだけの方が良いから。
朝イチに行って接種を済ませてしまいたい人もいるかもしれませんが、接種後の行動が制限されてしまう
場合もあるのでやはり夜の時間帯が良いと思います。
私の場合ですが、6月10日に予約が開始されてその日の夜に予約して6月17日の予約がとれました。
悪名高いバルセロナのcitaですが、このコロナウィルスのワクチンについては予約の枠数も潤沢にあるようだし
サイトもスムーズでした。 予約開始の日だったので、予約サイトに入るのに10分ぐらい待ちましたがそれもちゃんと
表示がでて、時間になったら音がなるので良かったです。
NIEのための移民局CITAとは大違いです。
スペイン・バルセロナのコロナウィルスワクチン接種の際の持ち物と服装
- 予約受付完了のSNSとバーコード(プリントアウトの必要はありません、スマホを持っていればOK)
- 予約時に使用したNIEもしくはパスポート
服装はノースリーブが望ましいです。注射を打ってくれるお医者さんを待たせる事もないですし接種しやすいです。
炎天下で列に並ばないといけないかもしれない事を考慮して帽子やお水なども持参するのがおすすめです
スペイン・バルセロナのコロナウィルスワクチン接種後の痛みや副作用は?
私の場合ですがワクチンを打った瞬間かなりの鈍痛がありました。
体の中に異物が入った感じがして一気に血圧が下がって貧血のようになりました。
接種後は椅子に座って15分休憩して帰るように言われるのですができれば横になりたい気分でした。
他の人から聞いたよりも注射が痛く感じたので不安になって、後ろに座って休憩していた人たちに痛かったかどうか聞いてみると
ちょっと痛かったという事だったので私だけじゃなかったと安心しました。
だけどやっぱり貧血のような状態でふらふらしながらやっとの思いで家に帰ってすぐにベッドに横になりました。
腕の痛みは1時間程度で消えましたが、体のだるい貧血のような状態は4~5時間ぐらい続きました。
そして翌日起きると腕は前の夜より痛くなっていましたが、気分が悪いのは無くなっていました。
痛みや気分にその時の体調にもよると思うので人それぞれだと思いますが私の場合は上記のような状況でした。
スペイン・バルセロナのコロナウィルスワクチン接種会場と当日の流れ
バルセロナの場合、下記がコロナウィルスワクチン接種会場となっています。
Barcelona | San Isidoro- Centro vacunal CAPSBE | Calle Conde de Urgell, 176. Barcelona |
Barcelona | Hogar de Ancianos Cuatro Esquinas | Camino Antiguo de Valencia, 116. Barcelona |
Barcelona | la Maquinista | C / del Puente de Potosí, 2, Planta 0. Barcelona |
Barcelona | CAP Sagrada Familia | Carrer de Còrsega, 643. Barcelona |
Barcelona | Facultad de Geografía e Historia UB | Calle Montalegre, 6. Barcelona |
Barcelona | Centro Cívico la Sedeta | Calle de Sicilia, 321. Barcelona |
Barcelona | San Pablo - AIS Derecha | Calle San Antonio María Claret, 169. Barcelona |
Barcelona | Sala Berlín - CAMP NOU - FCB | Calle de Elisabeth Eidenbenz. Acceso 20 para peatones. Acceso 1 para coches. Barcelona |
Barcelona | Parque Tecnológico Barcelona Activa | Calle de Marie Curie, 8-14. Barcelona |
Barcelona | Feria de Barcelona | Avenida Rius y Taulet, 12. Barcelona |
私が予約した時はすべての会場が選べるわけではなく3つ程度でした。
その中で一番大きいと思われるプラザエスパーニャにあるコンベンションセンターFeria de Barcelonaを選びました。
プラザエスパーニャFira de Barcelona会場 ワクチン接種当日の流れ
17時半の予約でした。
予約の15分前には会場に到着していましょうと記載されていたので早く行き過ぎても良くないと思ってぴったり
15分前に会場に着きました。
私はプラザエスパーニャのロータリーのところにある建物がFeria de Barcelonaで接種会場だと思っていたのですが、
実際はもっと美術館の方まで歩いていって、美術館へ行くエスカレーターのすぐ隣が会場でした。
ロータリーからエスカレータまでは意外と距離があるので時間には注意しましょう。
17:20 すでにできている行列に並ぶ
17:30 係員のいる入口に到着
ここで予約の時間をチェックされるのですが、細かい時間は聞かれませんし確認もおおざっぱです。
係り員がチェックするのは、5時台の予約か6時台の予約かだけです。
5時30分の予約も5時15分も5時40分もみんな5時の列に並びます。
私の数人後ろには6時の予約の人が数人いたのですが、6時台は別の列に案内されていました。
(結果的にこのとき6時の列にならんだ人の方が早く終わっていました)
17:40 会場内に入って受付
予約のバーコードとNIEもしくはパスポートを見せます。
17:45 接種ブースの列に並ぶ
5時台に受ける人のためのブースは全部で20個ありました。
18:00 接種完了
18:15 帰路へ
並んでいる人は多かったですが、サクサク進んだので列に並び始めてから約1時間ですべて完了したので早かったです。
予想外だったのは、予約の時間をしっかり確認されない事でした。
スペイン人は時間にルーズだったりするのでこういったざっくとした何時台かしか確認しないので
例えば17時半の予約でも16時半に会場に行くと早く終わると思います。
17時45分の予約の人も16時半に会場についても全然問題ありません。
スペインEUデジタルCOVID証明書の発行
7月1日からスペインEUデジタルCOVID証明書が発行されるようです。
EUデジタルCOVID証明書は下記のに関する情報が含まれています
- COVID-19に対する予防接種証明書
- COVID-19回復証明書
- ネガティブCOVID-19診断テスト証明書
これがあればヨーロッパ内を旅行するときの手続きが簡素化されるとのこと。
さすが夏のバカンスが大事なヨーロッパ。
スペインバルセロナでコロナウィルスワクチン接種した感想
2021年に入ってからワクチンの接種がはじまりました。
4月頃にワクチン接種時期シュミレーションサイトを確認すると私の年齢の場合10月頃の接種となっていてがっかりしたのですが、
5月頃から一気にスピードアップしていて、まさか6月中に接種が完了するとは思いませんでした。
早く観光業を復活させたいというスペイン政府の思いがこれだけワクチンを急速に進めたのだと思います。
また、以前は私は外国人なので順番が回ってくるのが遅いかもとか、手続きの仕方が複雑かもと心配していましたが
実際始まってみると現地のスペイン人も外国人も同じ対応をしてもらえたので良かったです。
私の場合ヤンセン(Jhonson&Jhonson)だったので接種は1回で終了。
これでこの夏は旅行に行けそうです!